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こんにちは〜

ぷるぴー グローバルに通用するおもしろについて

特に書くこともないんだけどなんとなく更新

 

ほかおにの限定ラジオ、キショ松さんと原宿さんの哲学堂ラジオはめちゃめちゃ面白い。今も聴いてる。きしょ松さんみたいな芸風の方が深く思考を巡らせていること自体が面白い。(ちょっと失礼だけど某記事で見たくもない裸を沢山見せつけられたので少しくらい失礼なことを言ってもいい気してしまう)きしょ松さんとそれに関する自分の心理状態も面白い。

 

最近は千葉県沖で群発地震が起きていてキモい。地震はキモい。災害はキモい。

キモすぎて防災セットを玄関に移動し中身も整理した。防災の笛も買っちゃったし。

災害に遭うことを前提とした行動、それ自体もキモすぎてなるべくやりたくないのだが一応備える。私の家は海が近く津波が起こる可能性もある。家は軽量鉄骨のアパートなので潰れる可能性もある。災害に遭う自分の家を想像する。ああ、私の6万円のPriviaが、同じくらいしたギターが、アンプシミュレータが、気に入ってる服群が、大事な情報が沢山詰まってるMacBookProが、3万円の超可愛いライトが!!マジでブチギレてくる。どんだけ気に入ってると思ってんだよ、身の回りの色々なものをよ。そして平凡な日常を不本意にいきなりぶっ壊された人々のことを思う。嗚呼。

 

最近同僚と仲良くなってきた。私の会社は外資でチームメンバーにはアメリカ、オーストラリア、シンガポール、フランスとかドイツの人もいる。たまにコミュニケーション取る機会があり、休日の旅行の話とか業務上のtipsや愚痴を話したりしてる。

私は仲良くなった人にお気に入りのコンテンツを共有するのが好きだ。親友にもしょっちゅうM-1のお気に入りの動画や霜降せいや武田鉄矢最悪麻雀、Yesアキトの面白ギャグ、もののけさんのありとあらゆる動画、終わった人ヒソカモノマネなど沢山送ってきた。お笑いだけでなく音楽とか映画とか小説の話もするけど、Youtubeの面白い動画やネットで見た面白いものなど雑多で瞬間風速的に笑えるものを共有したい。

だからたまにグローバルの同僚にも面白コンテンツを共有したいな、と思ってしまう。今まで日本人じゃない友人が何人か居たから、海外の人に日本のおもしろを共有する方法についてよく考えてしまう。しかし私が面白いと思うものはハイコンテクストで日本のミームサブカル絡みのものが多いので理解してもらうためにかなり説明が必要なものばかりだ。もどかしい。本当は、私の親愛なるパリジャンの友人にオモコロウォッチを聞いてほしい。面白いしきっと好きだと思う。ニュージーランドの同僚にも爆笑問題カーボーイ聞いてほしい。日本オタクだからきっと理解できたら楽しいと思う。

 

こんなことをダラダラ書いていて、何を当たり前の文化差異にゴネてるんだと思われるだろうが、同僚たちとはこんなに一緒に仕事しててコミュニケーションも取っており、仕事でこういうのいやだよね、これはいいよね、見たいな阿吽や感情を共有してるのに、面白いと思うものや笑いのスタイルに差があることがなんだか不思議に思える。いや別に具体的に笑いのセンスに違いがある現場に遭遇したわけじゃないんですが。実際世界の色々なコンテンツを見ていると、日本以外の国の面白と日本のおもしろはだいぶ違うよなと思う。

グローバルではコメディといえばスタンドアップとか、皮肉や人を傷つけるような内容が多い気がする。あと政治系のお笑い多い。ドイツのheute showとかは結構好きだった。世界のオモロコンテンツで言うとイギリスのLittle BritainとかInbetweenerとかフランスのCyprienも好き。le paulとかもまあまあ面白かったかな。でも今考えると、どれもこれもちょっと内容が皮肉っぽくアグレッシブすぎる。

今は日本に住んでて日本のオモロにどっぷり浸かってるので、この素晴らしさをどうにか友人に伝えたいとか思ってしまう。日本のゆるくて平和ボケした、支離滅裂でなんの意味もない、素晴らしいおもしろの世界を知ってほしいとか思ってしまう。

 

でもこの考え押し付けがましくてされる側はウザいだろうな。気をつけよ。同僚にいきなりザコシの動画とか送りつけたりしないように。ただもっとみんなと心理的に近づきたくてだから、私が面白いものを共有したい、という純粋な願いなんだけどな。でもこう言うのがウザ老害みたいなムーヴに繋がっていくのだろう。コミュニケーションって難しすぎるな。

 

ってか仲良くなるためのおもしろに重きを置きすぎなのかもしれない。
ヨーロッパ住んでた頃イタリア人の親友と呼べる人がいたが、仲良くなるためにそんなにオモロの趣味の一致は必要なかったよな。いやでもそこの不一致のせいで今は疎遠なのかもしれない。。今となってはオモロの趣味が合わないのにどうやって心の底から仲良くなれるんだろう?と思う。その子と一緒にいて爆笑した記憶があんまりない。一度、ミニオンの映画を見に行った時に「ミニオン達はさりげなくイタリア語を喋ってる」とその子が教えてくれ、ああじゃあミニオンはイタリア人なんだね!と言って笑った記憶がある。今考えるとその反応は結構失礼だし場合によっては差別的と捉えられてしまうかもしれない。あ、なんだか分かってきた。おもしろって偏見やバックグラウンドを共有していないと難しいのかもしれない。グローバルのコメディが皮肉すぎ・攻撃的すぎると感じるのは、私が彼らと同じ背景を共有してないからかもしれない。。

なんかもう終わるか。

おもしろのセンスがどうこうとかじゃない、ただ仲良くなりたい、と言う純粋な願いを忘れないように生きていこうと思いました。終わり